サプリメントとは、食事によって十分に摂りきれていない栄養素を補うための補助食品を総称して、こう呼ばれています。実際には日本で「健康食品」と位置付けされているものとほぼ同じ製品群と捉えてよいでしょう。 サプリメントは英語で「補うこと」を意味する「Supplement」をそのまま使った、いわば現代の言葉ですが、最近では、略して「サプリ」と呼ばれることも多く、むしろ、親しみやすいこの呼び名が一般に浸透しつつあります。我々の社会では、経済状況から食事が十分に取れないということは少なく、ましてや栄養失調などはほとんどみられません。しかし、加工食品やインスタント食品、スナック菓子、清涼飲料水などで食事が偏り、バランスが崩れてしまっている場合は多々あります。このように摂取する栄養が偏った状態が続けば体に良いわけはありません。また、過度のストレスや公害、環境汚染の為に、私達のカラダは今まで以上にビタミン・ミネラルを必要としているとも考えられています。 そこで、足りない栄養素や体が欲しがっているビタミンを、食事とは違った形で補うのがサプリメントの役目です。その補給方法は多くの場合、錠剤やカプセルなど手軽に飲める方法を採用しているため、現代社会に広く受け入れられるようになりました。 サプリメントとは、現代の栄養素の失われた食事を補う目的で作られた栄養補助食品です。現代人に欠けている様々な栄養素を補うことで、人間が本来持っている自然治癒力・免疫力を高めて、病気に負けない体を作ろうとするものです。アメリカはサプリメントの本場です。国民の50%が何らかのサプリメントを摂取していると言われております。医師が診療に使うこともあります。 アメリカでは、『予防が治療に勝る』 と言われており、栄養学が少なくとも、日本と比べ、20年進んでいると言われています。 なぜアメリカでサプリメントがポピュラ−かと言いますと、アメリカでは、日本のように保健がほとんど利かないのです。よって一度病気にかかれば多大な医療費の負担を強いられるようになるのです。だからアメリカでは、病気になってからでは遅く、それ以前に病気にならない、という予防医学が発展していったのです。 ※米国における厳しいチェック体制についての詳しい情報は FDA(米国食品医薬品局)について」をご覧下さい。 |